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「vivo X Fold3」「vivo X Fold3 Pro」発表!グロ版登場も期待できる薄型軽量のフォルダブルスマホ

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vivoは、3月26日に行った新製品発表会において、横折り式折り畳みスマホの「vivo X Fold3」と「vivo X Fold3 Pro」を発表しました。

無印モデルは折り畳みスマホながらiPhone 15 Pro Maxよりも軽いという、究極の軽さを実現しています。2モデルは多くのスペックが共通しており、上位版vivo X Fold3 ProではSoCやカメラなど一部が異なるものとなっています。

vivo X Fold3 Proがインドネシアの認証機関に登場しており、グローバル発売となる可能性が高まっています。中国以外の市場で vivo の格安スマホが発売されるのはこれが初めてとなります。

 

vivo X Fold3

なお折りたたみスマホはその構造故に、通常のスマホよりも重くなってしまうのが難点ですが、当モデルは重量219gと、通常のスマホのレベルに収まるものに。参考までに、iPhone 15 Pro Maxの重さは221g、Galaxy S24 Ultraは232/233gとなっています。

またProモデルと共通の特徴として、物理ミュートスイッチを搭載している他、リアルタイム音声テキスト変換、翻訳、要約生成などのAI機能が実装されています。カラーリングは轻羽白(ホワイト)及び薄翼黑(ブラック)の2色のみとなります。

 

vivo X Fold3 Pro

こちらはSoCに最新のSnapdragon 8 Gen 3を採用し、何よりも5,700mAhもの大容量バッテリーを搭載している点が特徴的です。

当然のことながらその分無印モデルよりも重くなっていますが、それでも236gと、Galaxy S24 Ultra(232/233g)といった大きい通常のスマホ並みと言えます。

他X Fold3との主な違いとしては、最大充電対応W数の向上(80→100W)及びワイヤレス充電への対応、リアカメラ構成、vivo V3搭載、最新のBluetooth規格、そしてIPX8防水に対応、指紋認証が側面から画面下(超音波式)のものとなっている、といったところ。

カラーバリエーションは無印モデルと同様の轻羽白(ホワイト)及び薄翼黑(ブラック)の2色が用意されております。

 

最も薄い折りたたみ式スマホ

本体デザインはvivo X100と似たような印象で、円形のカメラバンプは中央にデカデカと位置し、本体色のブラック・ホワイトともに細かな模様が入っています。IPX8等級の防水にも対応。

驚異的なのはその重さ。なんとvivo X Fold3は219gで、iPhone 15 Pro Maxよりも軽量。ディスプレイを2枚備える、Galaxy Z Foldシリーズライクな端末としては最も軽くなっています。X Fold3 Proは236gと若干重くなりはするものの、それでもこのタイプの折り畳みとしては非常に軽量です。さらに厚みも、無印では4.65mm、Proでも5.2mmと、もはや現在市場にある中で最も薄い折りたたみ式スマホです。

 

強力なカメラ

折り畳みスマホといえばカメラが妥協されがちですが、vivo X Foldシリーズはそれをしっかりとカバー。強力なカメラを備えています。vivo X Fold3は、5000万画素メイン(IMX 920,1/1.49型)+5000万画素超広角(IMX 816,1/2.93型)+5000万画素ポートレート(ISOCELL JN1,1/2.76型)の3眼。メインカメラには強力な手振れ補正が利用できると紹介されています。

一方、vivo X Fold3 Proは1/1.3型で5000万画素でOISに対応したメインカメラ、6400万画素の光学3倍ペリスコープカメラ、5000万画素の超広角カメラという構成。折り畳みスマホにとって、1/1.3型と大きいメインカメラやペリスコープカメラは非常に贅沢な構成です。

さらに、Proには自社開発のイメージングチップである「V3」を搭載。これにより4Kレベルのポートレート撮影を簡単に実現できるとしています。また、いずれのモデルにおいても、vivo恒例となった老舗カメラメーカーのカールツァイスとの提携による撮影機能も備えています。

 

充電、その他の機能も強い

vivo X Fold3のSoCはSnapdragon 8 Gen 2。vivo X Fold3 Proでは8 Gen 3となっています。性能差はあれど、どちらも現行時点で最高級のスペックを持ち合わせており動作の不満はまず感じることはないでしょう。バッテリーも差別化がなされています。無印モデルでは計5500mAh、Proは計5700mAhバッテリーを採用、バッテリー容量は200mAhしか違いがないです。バッテリー容量もこれまでの折り畳みスマホより頭一つ抜けて大きいものを採用しています。

USBポートは同じ仕様だが、無印では80Wの急速充電、Proは100Wの急速充電に対応。くわえて、Proは50Wのワイヤレス充電に対応しています。このバッテリー容量の多さとワイヤレス充電への対応、あとカメラあたりが厚みが増した理由でしょうか。

生体認証は標準モデルが電源ボタン内蔵タイプと思われる。PROモデルはディスプレイ内蔵タイプ。どちらも顔認証をサポート。GPSとWiFIは同じ、Bluetoothだけバージョンが異なる。

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